東野圭吾『探偵ガリレオ』

東野圭吾の短編集『探偵ガリレオ』です。
この作品がドラマ化して大ヒットしたことから、一般人にも東野圭吾の名が知られるようになりました。東野圭吾の作品がやたらドラマ化されるようになったのも、この作品辺りからだったような気がします。

探偵ガリレオ (文春文庫)

湯川学や草薙俊平などのシリーズメンバーが出てくるわけですが、正直この作品ではキャラクターの印象が弱いです。まあ、それほどキャラクターを掘り下げて書いているわけではないからなんでしょうけどね。

そして、キャラクターの掘り下げがない分、作者が書きたかったであろう徹底した科学トリックが目立っています。専門家じゃないと想像できないような物理トリックが盛りだくさんで、フェアプレイ大好き本格原理主義者のわたしであっても、「こういうコンセプトの作品なのだからしょうがない」と納得してしまうほど、作者の拘りが伝わってきました。

たまにはこういう“こだわり”のミステリーを読むのも気分転換にいいですよ。



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by motaturn | 2009-03-31 01:05 | ミステリー 読書感想

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